2022年2月8日
カルチャー vol.6
「リラクゼーション」と「頭皮マッサージ」との違いとは?<頭皮マッサージ編>
- 頭皮マッサージとは?
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頭皮マッサージとは、頭部から首筋にかけての凝りをほぐすことで血流を促し、不調を改善するためのアプローチ法です。
個人差はありますが、頭皮には自律神経を整え、精神を安定させるツボが多くあることから、ストレスや眼精疲労の軽減など、さまざまな効果があると言われています。
以下より頭皮マッサージに期待できる3つの効果を紹介します。

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頭皮マッサージの効果① 血流促進
頭皮マッサージを行うと、頭皮の血流が改善されます。
ただし、血流に対する効果は、時間の経過とともに元に戻っていくため、習慣にして繰り返しマッサージをしていくと良いでしょう。血流アップによる頭皮の新陳代謝促進の効果も期待できます。
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頭皮マッサージの効果② リフレッシュする
ストレス過多になると、頭の筋肉などに緊張状態が続くことから、頭皮の血流も悪くなります。
頭皮の血行が悪くなることで、頭痛に悩まされたり頭が重たく感じたりすることがあり、このような方は首と肩もこっている場合が多いです。
頭皮マッサージで緊張状態をほぐせば、血流が良くなりリフレッシュできます。
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頭皮マッサージの効果③ 毛髪に必要な栄養素と酸素が届きやすくなる
健康な発毛や育毛には、栄養素や酸素が必須だと言われています。
頭皮の血流が改善されると、頭皮に髪の毛をつくるための栄養素と酸素が届きやすくなるため、頭皮マッサージを続けるほどにより良い効果が期待できます。
- 頭皮のセルフケアで気をつけるべきこと
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手軽にできる頭皮セルフケアですが、やり方を間違えたり多すぎたりすると、頭がかゆくなったり抜け毛が増えたり、頭皮や毛髪に悪影響を及ぼしかねません。
特に気をつけて欲しいことを以下に3つ挙げます。

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1.爪を立てない
頭皮の表面は思っている以上に、傷つきやすく繊細です。
頭皮のセルフケアの際に爪を立てて頭皮を傷つけると、ひどい場合は炎症を引き起こすだけでなく、フケの原因にもつながります。
頭皮の表面を傷付けてしまわないように気をつけましょう。
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2.清潔にする
頭皮のセルフケアの前には、シャンプーやブラッシングなどを事前に行い、頭皮を清潔することが重要です。
頭皮が汚れていると皮脂やホコリなどの雑菌が拡散したり、毛穴の詰まりの原因になったりしますので、汚れをしっかり落としてから行うと良いでしょう。
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3.やり過ぎない
頭皮のセルフケアが気持ちいいからと言って、力まかせに押したり長時間ケアしたりすると、頭皮に負担がかかり、抜け毛や揉み返しになってしまうこともあります。
揉み返しは、頭痛を引き起こしかねないため、くれぐれもやり過ぎないように、数分以内にとどめてください。
- おすすめのセルフケア

リラックスできる頭皮のセルフケアは力の強さではなく、心地よさを感じる圧がベストです。
おすすめのセルフケアをいくつか紹介します。
すき間時間でも簡単にできるため、リラックスした至福の時間をご自身でも確保できます。
1.頭皮のセルフケア① 頭頂部と後頭部

①スタートポジションはおでこ(前頭部)から、両手指先の腹で頭皮を押します。
②指の腹は動かさず、頭皮を動かすように前後にゆらします。
③前頭部、頭頂部、後頭部と3、4箇所に分けて、頭皮をゆらしていきます。
ポイントは表面をこするのではなく、頭蓋骨にさわるイメージです。
2.頭皮のセルフケア② 頭皮を引き上げる

①スタートポジションは、親指を耳の下に、残る指は髪の生え際に当てる。
②頭皮に指で軽く圧をかける
③頭頂部に向かって、ゆっくり滑らせる。
ポイントは頭頂部に頭皮を集めるイメージで行います。
3.頭皮のセルフケア③ 側頭部のもみほぐし

①スタートポジションは耳周りから、左右の手の3本の指の腹を押し当てます。
②上に向かって扇状に頭皮を引き上げながら、3本の指を徐々に開いていきます。
ポイントは食いしばりや歯ぎしりがある方は、エラ(下顎角)部も同時にもみほぐすと楽になります。
- まとめ
日常生活のなかで運動量が減り、デスクワークが増えたことも、頭皮が凝る大きな原因となっているようです。
頭皮の凝りをほぐし、血流を促すことで栄養や酸素も頭皮に届きやすくなります。
また、気分がスッキリして、仕事のパフォーマンス向上にもつながるのではないでしょうか。
りらくるは皆様のお疲れを緩和する、癒しやリラクゼーションを提供しています。
身心ともに癒されて、豊かな生活が送れるお手伝いをさせていただきたいと考えています。