2022年3月14日
カルチャー vol.15
顔のたるみとは?顔のたるみの原因や顔のたるみの改善方法を徹底解説
- 顔のたるみの原因
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顔は加齢とともに全体的にたるんできますが、早い方ですと二十代でも顔のたるみを気にしている方もいるようです。
悩みの種でもある顔のたるみ、そもそもたるみの原因は一体どこにあるのでしょうか。
顔のたるみの原因は、大きく分けて3つ考えられます。
1つ目は肌を構成する要素の衰えと減少、2つ目は筋力の低下、3つ目は顔のむくみです。
そして顔のたるみは、顔の下半分に現れやすいです。 -
たるみの原因① 肌を構成する要素の衰えと減少
肌の構成要素であるコラーゲン繊維は、本来互いに結びついて弾力を作っています。
しかし、加齢によってコラーゲンなどを産生する力が衰え、質が劣化したり減少したりすると肌のハリや弾力が失われてしまいます。
また、たるみは顔の下半分の脂肪の多いところから始まると言われています。脂肪が支えられなくなり、それがたるみとなります。 -
たるみの原因② 筋力の低下
顔の表情筋が使われているのは、全体の30%程度で残りの70%は日常的に動かしていないと言われています。
家族の成長やリモートワークなどで人と話す機会も減り、筋力の低下をさらに加速させているのではないでしょうか。
また、首や胸などの筋肉が凝り固まっているせいで、表情筋がさらに下に引っ張られうまく動かせていない可能性があります。
姿勢も前屈みに引っ張られやすくなるため、姿勢が悪くなると、さらに血流やリンパも滞るといった悪循環になります。 -
たるみの原因③ むくみ
顔のむくみが生じる主な原因と言われているのが、悪い姿勢や凝りによる血流やリンパの滞りです。
むくみは肌を構成する要素である、筋肉やコラーゲン、脂肪などの組織の機能低下を招く上に、組織の結び付きを緩めるため、たるみを助長させる原因となってしまうのです。
むくみを防ぐためにも、血液やリンパの滞りにより老廃物が排出されやすい体に近づけることも大切です。

- 顔のたるみ対策と心がけ
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ハリと弾力があり、年齢を重ねてもたるみの少ない肌をキープするためには、毎日の生活習慣を見直して、早めにたるみ対策を始めることが大切です。
ここでは、普段から心がけたい紫外線対策や生活習慣の見直しのポイントをご紹介します。
毎日の積み重ねが、5年後10年後の顔に確実に影響していきます。
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顔のたるみ対策と心がけ① 紫外線対策の徹底
顔のたるみ対策の1つ目は紫外線対策です。
肌の構成要素であるコラーゲンやエラスチンは紫外線によって、ダメージを受けてしまうため、季節に関係なく、紫外線対策をしっかりと行ってください。
家の中でも窓を透過して入ってくる紫外線もあるため、光が降り注ぐ部屋のなかでは日焼け止めを塗る必要があります。日焼け止めは2~3時間おきに、塗り直すことも忘れないようにしてください。
また、外出するときは日焼け止めに加えて、日傘や帽子、サングラスなどを使いましょう。これらの紫外線対策はたるみだけでなく、シワやシミの予防にもなります。 -
顔のたるみ対策と心がけ② 表情筋を鍛える
顔の特に下半分は脂肪が多く重力の影響を受けやすくなっています。また体の凝りなどによって、引っ張られ皮膚が下がりやすいという特徴があります。
表情筋を鍛えるためにも、意識して口角を引き上げるような笑顔を作ったり、楽しく会話をたくさんしたりしてよく笑いましょう。笑うことは表情筋を鍛え頬のたるみやほうれい線などに効果的です。
年をとることは止められませんが、日ごろの心がけで若々しい表情を保てます。 -
顔のたるみ対策と心がけ③ 良い姿勢を心がける
主に上半身の悪い姿勢と言われている、巻き肩や猫背になると胸の筋肉や首、肩の血流の滞りが起きて、顔の周辺が凝り固まってきます。
姿勢が悪くなるとあごが前に出やすくなります。すると顔の皮膚が下に引っ張られやすくなります。
スマートフォンやノートパソコンなどをのぞき込む姿勢はもっとも避けたい姿勢です。
またディスプレーを眺めているときは、無表情になりがちで口角を下げる原因にもなるため注意が必要です。
日ごろから正しい姿勢を心がけてください。

- 顔のたるみ改善のカギ
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顔のたるみの原因は肌を構成する要素の衰えと減少、筋力の低下、顔のむくみなど、肌に本来備わっている回復しようという力が加齢によって低下してくるからです。
加齢によるたるみの進行を遅くするために、肌が本来持っている自己回復力を高めることが大切です。
たるみ改善の3つのポイントを以下に紹介します。

顔のたるみ改善のカギ① 肌の乾燥を防ぐ
前段で日焼け対策をおすすめしましたが、肌が乾燥していると肌のバリア機能や保湿機能が低下しているため日焼けもしやすい状態になっています。
また、日焼けをするとさらに肌が乾燥するため、より乾燥肌が悪化するという悪循環におちいります。
若い肌の特徴は、肌を構成するコラーゲンやエラスチンの繊維組織がしっかり結び付いて、水分が十分に保たれています。
肌ダメージにより、結び付きがゆるむと肌のたるみにもつながりますので、肌ケアによって、できるだけお肌の水分量を保つように心がけましょう。
顔のたるみ改善のカギ② もみほぐす
表情筋を鍛えるとしても、表情筋がスムーズに動かなければ改善できません。
頭皮や首、肩、胸にかけた部位の筋緊張がつづくと、凝りの増幅をまねいて表情筋にも影響を及ぼします。
顔は無数の筋肉が連動して表情を作っており、特定の部位の凝りが与える表情筋の影響は無視できないほどです。
筋肉が緊張して凝ると、なかなか自然には戻らないため、もみほぐして緊張や凝りを解きほぐすと良いでしょう。
顔のたるみ改善のカギ③ むくみの改善
表情筋が効率よく動くように、凝りやむくみの改善もとても大切だとお伝えしました。
また、凝りの改善は顔のたるみの原因のひとつである、むくみ予防や改善にも効果があります。
このむくみ改善のために取り入れたい習慣は、頭皮と首、肩周りのもみほぐしです。
頭皮と首、肩周りと顔は一枚皮でつながっています。もちろん皮膚だけでなく筋肉もつながっています。
顔に影響する周辺部位をもみほぐし、刺激して代謝を活性化させることでむくみの予防や改善効果が期待できます。
- まとめ
ご自身の心がけなどで簡単にできる対策や改善方法をお伝えしました。
顔のたるみは、顔だけでなくその周辺部位からも大きな影響を受けているとご理解いただけたはずです。
顔のたるみに対してケアをしたいと思っても、疲れやストレスを感じているとそこまでのやる気が起こらないという方も多いかもしれません。まずはリラクゼーションでリラックスして体調を整えてみませんか?
りらくるは皆様のお疲れを緩和する、癒しやリラクゼーションを提供しています。
身心ともに癒されて、豊かな生活が送れるお手伝いをさせていただきたいと考えています。